「お酢」の勉強会開催
H30夏 消費者グループはままつ
毎日記録的な暑さが続いている中、食欲が出ない!さっぱりとした料理が食べたい!
ということで、管理栄養士の菅野廣一先生をお招きして「お酢」の効能を学び料理
教室をひらきました。
<酢の種類>
・合成酢
・醸造酢―穀物酢 1リットル当たり原料の米が40g未満のもの
米 酢 1リットル当たり原料の米が40g以上のもの
純米酢 1リットル当たり原料の米が210gのもの
玄米黒酢 1リットル当たり原料の精白されていない米180g
に小麦か大麦を加えたもの
大麦黒酢 1リットル当たり大麦のみを180g以上使って作られたもの
果実酢 1リットル当たり1ないし2種類の果実の搾り汁300g以上
のもの(りんご酢・ぶどう酢)
<酢の効能>
・疲労回復
・腸内環境を整える
・血糖値の上昇を抑える
・減塩、カルシウムの吸収を助ける
・食欲を増進させる
・魚の臭みを取り、肉を柔らかくする
<キャベツのだし酢>
(材料)キャベツ 1/4個
人参 50g
「だし酢」 だし汁 2カップ
純米酢 大さじ4
醤油 大さじ3
砂糖 大さじ3
塩 小さじ1
(作り方)①キャベツは1枚ずつ葉をはがし、鍋に湯を沸かし1枚ずつ入れ、
2~3秒間茹でてザルに上げる。粗熱を取り細切りにする。
人参は細い千切りにする。
②だし酢の材料をボウルに入れ、泡立て器で混ぜる。
③①を②に加えて混ぜ、だし酢をキャベツ全体に行き渡らせる。
・密封容器にいれ、冷蔵庫で30分ほど置き味を含ませる。
・保存は、密封容器に入れ冷蔵庫で約一週間。
・キャベツのゆで汁は捨てずに、スープや汁物に使う。
・そのまま食べても、焼き物、揚げ物の上にたっぷりかけて
食べてもよい。野菜も取れ、沢山食べられるので便利。
<いわしのソテーキャベツソース> (4人分)
(材料)いわし 開きになったもの4匹
塩・コショウ 適宜
オリーブ油 大さじ2
キャベツのだし汁 2/3カップ
(作り方)①いわしは縦半分に切り、水気を取り塩・コショウをふる。
②フライパンにオリーブ油を熱し、いわしを皮目から中火で
焼き、カラッと焼けたら取り出す。
③キャベツのだし酢を小さめの鍋に入れ、中火でサッと温める。
④②を皿に盛り、③と適宜の量のキャベツをいわしにかける。
<注意>
・冷え性の人は摂りすぎに注意 (黒酢は身体を冷やす)
・胃が弱い人は飲み過ぎと濃度に注意
菅野廣一先生資料より
*美味しくて身体に良い酢を購入するには、原料表示をよく見る
*好みの酢を上手に使い分け、暑い夏を乗り切ろう!